すらすら読める本を選ぶ〜英語多読のキホン(1)
2013年02月06日 16:04
| 英語多読のキホン
すらすら読める本を選ぶ
英語の勉強法のひとつとして、今では広く知られるようになった多読について基本的な概要を解説したいと思います。今回は、多読のポイントのひとつ「すらすら読める本を選ぶ」ということについてです。
多読とは、読んで字のごとく「多く読む」ということです。たくさんの英語を読むことで、英語のチカラが向上しますよ、という勉強法ですね。と書くと、そりゃあたくさん読めば英語力が付くのは当たり前じゃないか??と思われると思います。一方で、英語が読めないからまず文法や単語の勉強が必要なのにいきなり多読といっても順番が逆じゃないの??という感想もありますよね。
多読本はGradedReadersがおすすめ
もちろんabcもわからないのに多読を始めることは無理があるかもしれませんが、日本では義務教育で少なくとも中学校の3年間英語を学んでいるはずですので、誰でも多読を明日からの英語勉強法としてスムーズに取り入れることができます。
なぜなら、先述のとおり多読のポイントは「すらすら読める本を選ぶ」ということだからです。GradedReaders(グレイデッド・リーダーズ)と呼ばれる多読用の英語本は、さまざまなレベル毎に出版されています。いくつかのやさしいレベルの本を手にとって、すらすらと読める本を選んで多読をはじめます。
すらすらと言ってもすべてを理解できる必要もありません。知らない単語が少々出てきてもよいので、話の流れがだいたい追える程度の本であればOKです。
簡単な英文で英語のパターンを刷り込む
中学校で英語は習ったけど、その後はぜんぜん勉強もしてないし・・・という人でもGradedReadersの最もやさしいレベルの本を手にとってみてください。おそらく大丈夫だと思います。さすがに簡単にすぎて勉強の意味がないんじゃ・・?と思ってしまうかもしれませんが、それでOKですよ。簡単すぎるほどの英語を、たくさんたくさん読むことで英語のパターンを脳に刷り込んでいくという点が多読の肝になります。
私個人としては、特段英語の勉強をしていない方が多読を始めるにあたっては、GradedReadersの一番やさしいレベルからラインナップされている本を手当たりしだい読んでいこう(別途解説しますが、つまらないと感じた本は容赦なく読むのをやめてくださいね。これも多読のポイントです。)というはじめ方で全然問題ないかなと思います。
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